冬キャンプでは暖が取れると快適度が一気に上がりますが、一つの手段として「焚き火」があります。
焚き火をする時には焚火台を使用することが一般的ですが、沢山ありすぎてどれを選んだらいいか迷いがちです。
地面を焦がさないためにも、焚火台の使用はキャンパーのマナーだよ。
この記事では、「焚火台の選び方とコスパのいい焚火台4選を紹介!また、焚火台が必要な理由やその他揃えておくべき付属品」を徹底解説します!
- 焚火台の選び方を教えて!
- コスパのいい焚火台を教えて!
- 焚火台のおすすめブランドは?
こういった疑問にお答えします。
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焚き火台とは、その名の通り焚き火をする台のことです。
焚き火自体は、地面に薪などを置いて火をつけることで行うことは可能です。地面で直接焚き火をすることを「直火」(じかび)といいますが、一般的に私たちはキャンプ場を貸してもらいキャンプに行くと思います。
キャンプ場の地面は綺麗な芝などで整備されていることが多く、直火で焚き火をしてしまうとせっかくの綺麗な地面が焦げ付いてしまいます。
従って、ほぼすべてのキャンプ場は、利用規約に焚火台を使用する旨を記載していることが多いです。
また、焚火台の使用を書いていない場合でも、キャンパーとして来た時と同じ状態で帰るのは至極当然のこととの認識があり、もはや焚火台の使用はマナーになっています。
また、焚火台だけでは隙間から高温の灰が漏れて地面を焦がすことがあるので、さらに焚火台の下に焚火シートという耐火シートを敷くのが一般的です。
• 焚火台(地面の保護)
• 焚き火シート(地面の保護)
焚火台は丸や正方形、長方形などいろいろな形が発売されています。
正式な区分はないですが、3パターンの形が多いのでそれぞれの特徴をご紹介します!
「丸型+浅型」焚火台の特徴
• 横に大きいので、薪を割らなくてもそのまま置くことができる
• 丸い部分は折り畳めないので収納サイズが大きい
• 風が直接横から入ってくるので火の粉が舞いやすい
画像は、コールマンのファイアーディスクです。
シンプルな作りで、アウトドアショップならほぼどこでも扱いがあるので、実物を見て購入したい人には大人気です!
「四角+深型」焚火台の特徴
• 深いので薪を割らなくてもそのまま置くことができる
• 風の影響を受けにくい
• 折り畳める場所が少ないので収納サイズが大きい
画像は、スノーピークの焚火台Mです。
「四角+深型」でタイプでは定番の焚火台で、SサイズからLサイズまで展開されているので、少人数キャンプから大人数キャンプまで幅広く対応できます!
「長方形+浅型」焚火台の特徴
• 横に長いので薪を割らなくてもそのまま置くことができる
• 収納サイズがコンパクト
• 軽量が故にあまりに重いものは載せることができない
画像は、ピコグリル398という焚火台です。
軽量コンパクトに収納できるので、ソロキャンプや二人までのキャンパーに大人気の焚火台です!
焚火台の形による特徴を踏まえた上で、焚火台の選び方を4ステップで解説します。
軽量かつコンパクトなデザインで、持ち運びや収納が便利な焚火台を選ぶのがおすすめです。
分解可能なパーツや収納バッグなどの付属品があると、持ち運びや保管がより簡単になります。
長期間にわたって使用するためには、焚火台の耐久性も重要です。
耐熱性の高い素材や耐候性のある仕上げがされている焚火台を選ぶことで、長期間にわたって頑丈に使えるものを選ぶことができます。
素材はステンレスがおすすめですが、値段が高くなる傾向にあるので予算に合わせてください。
組み立ての方法は個体によって違うので、大きくても一瞬で組み立てれるものもあれば、小さくても時間がかかるものもあります。
欲しいと思っている焚火台の商品名を、YouTubeなどで検索し組み立て方法を調べることが大切です。
どの焚火台でも、長めに見て5分以内には設置できるものが多いです。
ダッチオーブンなど重いものを焚火台に乗せる予定がある人は、対荷重の大きい焚火台を選ぶことが大切です!
僕はコンパクトな焚火台を選びましたが、夫婦+子供2人までなら全然余裕で使えます!
大人4人以上になると、バーナーなど違う調理器具を持っていけばなんとかなるので、基本はコンパクト焚火台を選択するのがおすすめです!
重かったら出すのが手間だから、出すの渋っちゃうかも。
ここからは、信頼できる焚火台メーカーをご紹介します。
snow peak|スノーピーク
スノーピーク(Snow Peak)は、日本のアウトドア用品メーカーです。
1965年創業で、キャンプやアウトドア活動に特化した製品を提供しており、テント、寝具、クッキングギア、アウトドア家具、ランタン、ストーブ、アウトドアウェアなどの幅広い製品ラインナップを展開しています。
価格は高いですが、品質を最優先する人、人と被るのが嫌な人には一番おすすめのメーカーです!
僕もスノーピークを愛用しているけど、一生物のアイテムばかりだよ!
• 初心者から上級者まで大人気メーカー
• 安心のスノーピークブランド
• 高品質素材のため全体的に高価
• 店舗が都会に数店舗しかない
TokyoCamp|東京キャンプ
東京キャンプはここ最近一気にアウトドア商品で名前を売ってきている、今話題のメーカーです。
焚火台を発売して大ヒットした後は、関連商品を続々リリースしています。
価格は安価なものが多いですが、品質も高くバランスの良いメーカーです!
• 安くて使いやすい商品が多い
• 実店舗がなくオンライン販売しかない
Coleman|コールマン
コールマン(Coleman)は、アメリカ合衆国を拠点とするアウトドア用品メーカーです。
1900年にウィリアム・コールマン(William Coleman)によって創業され、現在では世界的なブランドとして知られています。
キャンプ用品やアウトドアギアの幅広い製品を提供しており、テント、ランタン、クーラーボックス、キャンプストーブ、寝袋、アウトドアチェア、グリルなど、さまざまなカテゴリーの製品を展開しています。
• 安くて使いやすい商品が多い
• 地方のスポーツ店でも取り扱っていることが多い
• 人と被る可能性が高い
コンパクト焚火台を中心に、僕が実際に良いと思った焚火台を4つご紹介します。
snow peak|スノーピーク焚火台M/Lサイズ
定番中の定番!スノーピークの焚火台です。
もはや殿堂入りしているのではないかと思うくらい、キャンプ場でよく見かけます。
本体の重さもバッチリあるので安定性も抜群で、しっかり一日中焚き火をしたいと思っている人にはピッタリです。
各サイズのスペックはこんな感じ。
サイズ展開は4つありますが、選ぶなら焚火台Mと焚火台Lのどちらかです。
MサイズとLサイズは非常にバランスが取れているので、人数が急遽変更になったりしたとしても十分に焚き火を楽しむことができます!
Sサイズは小さすぎるので本当にソロの人しか使えません。キャンプをしていく上で2人以上で行く可能性はとても高いので、Sは選択肢から外すべきです。
LLサイズは大きすぎて、明らかにオーバースペックですが、焚火台は大きければ大きいほど焚き火に掛ける労力は少なく済むので、薪を割ったり火の調整などをあまりしたくない人にはいいと思います!
PICOGRILL|ピコグリル398
ピコグリル398は、焚火台の中で一番軽量でコンパクトな焚火台です。
軽くて収納サイズもA4用紙程度なので、バイクや徒歩キャンパーの人がよく使用している焚火台です。
スペックはこんな感じ。
ピコグリル398が気に入ったけど、もう少し安い焚火台が欲しい人は、次の東京キャンプ焚火台がパチグリルと呼ばれるくらい似ているにも関わらず、機能的にはほぼ一緒なのでおすすめです。
TokyoCamp|東京キャンプ焚火台
東京キャンプの焚火台は、ここ最近で一気に売り上げとレビューを伸ばして来ている、焚き火業界の風雲児です!
一つ前で紹介したピコグリル398程、軽さを求めてないけど、似たようなものが欲しいという人にぴったり!
安い・コンパクト・組み立て簡単とコスパ最強で僕も初心者の1台目はとりあえずこれを買っておけば間違い無いと思っています。
発売当初は3,000円ぐらいで売っていましたが、あまりの人気ぶりに現在は5,000円程度で値段が落ち着いています。
将来的には値上げの可能性が高いので、早めの購入をお勧めします。
スペックはこんな感じです。
Coleman|コールマンファイアーディスク/ソロ
コールマンファイヤーディスクはシンプルな作りで、足を広げるだけで使うことができます。
キャンプは意外と時間が足りなくなりがちなので、焚火台を組み上げる手間を少しでも無くしたいという人にピッタリです。
また、薪を割らずにそのまま乗せることができるくらい、大きいので薪を割る手間も省略できます!
サイズはソロ32cmと通常45cmあります。
ソロという名はついていますが、3人くらいなら余裕で使えます!
ソロは薪をそのまま置くと少しはみ出すので、薪割りの手間を考えるとおすすめは45cmの通常サイズです。
以上、「冬キャンプにおすすめ!コスパ最強の高火力焚火台「4選」」でした!
焚火台は1回買うと壊れるまで使う人が多いので、ぜひいいものを長く使ってください!
今回ご紹介したアイテムは、どれを買っても長く使える相棒になりますよ!