冬キャンプでは暖が取れると快適度が一気に上がりますが、一つの手段として「ストーブ」があります。
暖をとるなら焚き火でもいいのですが、テントの中まで焚き火を持っていくことはできないので、ストーブがあればテントの中でも快適な冬キャンプを過ごすことができます。
そんなアウトドアストーブも沢山販売されており、どれを選べばいいか迷いがち!
家でも使えるものを選ぶと一石二鳥!
この記事では、「アウトドアストーブの選び方とコスパのいいストーブ4選を紹介!また、ストーブが必要な理由やその他揃えておくべき付属品」を徹底解説します!
- アウトドアストーブの選び方を教えて!
- コスパのいいアウトドアストーブを教えて!
- アウトドアストーブのおすすめブランドは?
こういった疑問にお答えします。
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アウトドアストーブとは、持ち運びができるストーブのことです。
家庭用ストーブであれば、コンセントさえあれば持ち運びは可能ですが、キャンプサイトに電源があることの方が少ないことを考えるとコンセントタイプ意外で選択肢を持ちたいところです。
そこで当サイトでは、石油ストーブをおすすめしています!
• 家でも使えて、燃料である灯油がどこでも手に入りやすい
• 初心者でも直感的に扱うことができる
石油ストーブの燃料は、ガソリンではなく灯油なので間違わないように注意してください!火事になります!
また、ストーブを持っていないと、冬キャンプでは寒すぎてキャンプを楽しめないと言ったことが起こります。(実際に経験済みです)
冬キャンプにストーブを持っていかないということは、冬キャンプに冬用寝袋を持って行かないことと同じことくらい後悔することだと思ってください!
ストーブの使用はテント内で使用することを想定していると思いますが、基本的にテント内でストーブの使用は推奨されていません。
理由は、一酸化炭素中毒が起こる可能性があるからです。
• 一酸化炭素中毒に注意!
一酸化炭素中毒が起こる原因は、酸素が無い状態でなお、ガスが燃焼することで一酸化炭素(CO)が発生します。
一酸化炭素(CO)は毒性が強いうえ、「無色・無臭」なので、気づかないうちに頭痛・吐き気・耳鳴りなどの中毒症状を起こし、重症になると死に至る場合もあります。
しかし、しっかり対策をしていればテント内でもストーブを使用することは可能です。
一酸化炭素チェッカーという商品が発売されており、一酸化炭素濃度が上昇してくれば警報音で知らせてくれるものです。数千円程度で買えるので絶対に購入するようにしてください。
たまに寝るときにテント内でストーブを使用しているキャンパーもいますが、寝る時は必ずストーブの火を消すようにしましょう。
アウトドアストーブには、いろいろな燃料で動くものが発売されています。
ここでは、代表的な4つの燃料、それぞれの特徴をご紹介します!
石油ストーブ
• 暖房範囲が一番大きい
• 燃料が灯油なのでガソリンスタンドで購入可能
• 家でも外でも使える
• 一酸化炭素中毒のリスクがある
ガスストーブ
• 燃料がカセットボンベなのでスーパーやコンビニで購入できる
• ガスは、電気や灯油に比べて単価が高い
電気ストーブ
• 電源があれば家でも外でも使える
• 電源(コンセント)が必要
• 暖房範囲が狭いので補助的に使うもの
薪ストーブ
• 煙突をテントの外に出せば、テントの中でも使える
• 見た目が暖炉のようでオシャレ
• 薪が燃えているところを見ることができる
• 一酸化炭素中毒のリスクがある
• 家では使えない
ストーブには対流式と輻射式の2種類があります。
それぞれの違いは、暖かい空気の出る方向です。
対流式
対流式の石油ストーブは暖かい空気を全方向に放出するので、テントの中を一番早く温めることができます。
壁際に置くとテントも熱くなるので、基本的にテント中心部に置くことになります。
複数人でストーブを囲うようにして使うことができるのも魅力的!
冬キャンプに持っていくなら対流式をおすすめします!
輻射式
ストーブの前面から暖かい空気を出します。
背面からは熱が出ないので、壁際にも設置できるので、場所を選ばず使いやすいです。
基本的に1人ずつしか温まることができないので、寒い冬キャンプでは対流式を選ぶのが無難です。
補助的にもう一台で選ぶのはありかもしれません!
アウトドアストーブの特徴を踏まえた上で、冬キャンプ用アウトドアストーブの選び方を4ステップで解説します。
電気<薪<灯油<ガスの順に燃料単価は高くなります。
個人的には、灯油がどこでも買えて場所もあまり取らないので、使い勝手がいいと思っています!
おすすめは灯油ですが、他にもたくさんの燃料があるので、用意しやすい燃料タイプを選択することが重要です。
高出力の火力を得ることができるのは、対流式です。
対して、部分的に使えるのは輻射式です。
温めたい範囲や場所を考えて選択してください。
アウトドアでの使用において、安全性は非常に重要です。
ストーブには燃料漏れや火災のリスクが伴う場合があるので、安全性に配慮した設計や機能を持つ製品を選びましょう。
具体的には、安定したベース、耐風性、燃料漏れ防止機能、安全な点火システムなどが重要な要素となります。
軽量なストーブは、持ち運びや組み立てが容易で、アウトドアでの移動やキャンプに適しています。
また、収納時にはスペースを取らず、コンパクトに収納できることも重要です。
僕は対流式のスノーピークのグローストーブを選びました。
値段は高いですが、家でも外でも使えて安全機能もバッチリなので満足しています!
電源サイトを毎回選べる人や、薪ストーブを使えるテントを持っている人以外は、基本は灯油ストーブを選択するのがおすすめです!
好みの形で選ぶのもありだよ!
安全機能がしっかりしている石油ストーブを中心に、僕が実際に良いと思った石油ストーブを4つご紹介します。
snow peak|スノーピーク 対流形 グローストーブ
スノーピークは値段は高いですが、品質も高いメーカーなので予算が許せば、おすすめのメーカーです!
グローストーブは、シンプルな形ながらも、可愛らしいフォルムで洗練された形をしており毎年店頭では売り切れ状態になっているのをよく見かけるぐらい大人気!
スペックはこんな感じです。
値段はアウトドアストーブの中では一番高いかもしれませんが、家の中に置いても馴染むシンプルな作りが僕の購入の決め手でした。
また、連続燃焼時間が20時間あるので、1泊程度のキャンプであれば、燃料の継ぎ足し不要なところもグッドです!
TOYOTOMI|トヨトミ 対流形 レインボーストーブ
トヨトミは、70年以上ストーブを作り続けて生きている老舗メーカーです。
そんな中でも、レインボーストーブという愛称で大人気のこちらのストーブは価格も抑えられており、軽量で扱い安いコスパ最強のストーブです。
レインボーは七色の光で燃えるというところから来ており、目でも楽しめるストーブです!
バランスがとてもいいので、見た目が好きなら一番おすすめです!
スノーピークグローストーブとほぼ同じ性能にも関わらず、ほぼ半額で買えるので、特別スノーピークに思い入れがない限りはこちらを選ぶのがいいと思います!
僕はグローストーブの見た目が好きすぎたので、スノーピークを選びました!
TOYOTOMI|トヨトミ 対流形 石油ストーブ
3つ目は同じくトヨトミから発売されている、石油ストーブ!
レインボーストーブより少し無骨な感じがかっこいいので、この辺りは好みで選んでもいいと思います!
しかし、重量が約11kgとレインボーストーブの倍あるのは要注意です!
暖房出力が他のストーブに比べて、圧倒的に大きいのですぐに温めることができます。
その分、燃焼時間が短くなるので注意してください!
弱火にしておけば燃料時間は伸びていくので、問題ないかなと思います。
new Alpaca|newアルパカ 対流形 ストーブコンパクト
アルパカストーブは、アマゾンレビュー脅威の1,300超えにも関わらず星4.6の、満足抜群のコンパクト石油ストーブです。
軽くて持ち運びもしやすく、キャンプにも持って行きやすいです!
ケースが付属しているので、別でケースを買わなくていいのもグッド!
油タンクの容量が他と比べて少ないので、都度補給が必要ですが、価格も安いのでとりあえずの1台におすすめ!
高さが低いので、車に積む時に置き場所を選ばなくなるのは大助かりです!
最後に、石油ストーブと一緒に必要なものをご紹介しておきます。
コンパクト灯油容器(補給ノズル収納可能タイプ)
一酸化炭素チェッカー
以上、「アウトドアストーブの選び方と冬キャンプにおすすめの石油ストーブ「4選」」でした!
アウトドアストーブはあまり買い換えるものではないので、できるだけ妥協しないものを購入するようにしましょう!
この記事で紹介したアイテムであれば、どのストーブを買っても後悔はないと思います!
ぜひ参考にしてください!